確固たる砂漠を生き抜くこと、それが役割です






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2008年02月14日(Thu)
確固たる砂漠を生き抜くこと、それが役割です
紀子の食卓を見ました。紀子は小津から、ユカは宮台あたりからでしょう。
つながりというのがゼロ年代のキーワードのようですが、そこでは自己と自己との関係が
ない。つながっているだけ、その中で空気を読んでいるだけだから…。この国で、
主体化があったためしなどないというべきなのでしょうけれど。
与えられた役割を果たすことで、その役割としての自己を演じることで、自己と自己との
関係が築かれてゆきます…。かって映画では、父は父らしく、子は子らしくあったものです。
ジョン・フォードとか見れば分かるように。それがなくなり、レディ・イン・ザ・
ウォーターなんかだと、必死で胡散臭いながら、役割を演じていてそこが感動のしどころ
になっていたりもします。「確固たる砂漠を生き抜くこと、それが役割です」。

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mini review 07230「紀子の食卓」★★★★★☆☆☆☆☆ Posted by サーカスな日々 さん at 2008/03/03 18:44
17歳の平凡な女子高生・紀子は、父・徹三、母・妙子、妹・ユカの家族4人で暮らしている、。田舎の生活や家族との関係に苛立ちを感じていた彼女は、「廃墟ドットコム」というサイトで知り合った女の子たちに悩みを打ち明けていた。彼女... 続き
詩人は、世界の皮膜を、剥ぎ取り続けなければ、ならない。
園子温は、17歳で詩人としてデヴューした。
「ジーパンをはいた朔太郎」などと評されていたらしい。
街頭で詩を詠む、ストリートパフォーマンスなどもしていたらしい。
僕たちの時代の早熟な少年あるいは少女たちの一群を、真空装置のように引き寄せたひとつの場所が、寺山修司の天上桟敷であった。
繊細なあるいは夢見る少女たちの多くは、宇野亜喜良の挿絵に代表される寺山の少女詩集に傾倒した。そこから、たとえば、アンデルセンやグリム童話に潜む、残酷さ、倒錯性の世界に招き寄せられるようにもなった。「明星」や「平凡」などのアイドル誌を裏読みするようにもなった。
言葉というものをたぶん思春期から信奉してきた少年たちは、主に当時隆盛をきわめていた旺文社や学研の学年誌を定期購読していた。雑誌自体はどうでもよく、寺山修司が主宰する詩の投稿欄の結果発表を待ち望むためである。地方都市の早熟な少年たちは、もちろん、クラスで詩の話など出来る人間はほとんどいない。常連の投稿者たちは、いつしか友人でありライバルでありという関係を構築し、寺山修司に評価されるか否かに自分の孤独な自尊心をかけていたのである。
僕の大学時代の友人Tもそうした寺山塾の一人であった。
大学時代から演劇活動をスタートし、自費出版で詩集を上梓し、卒業後エロ雑誌や詩の雑誌の編集の仕事をしながら、天上桟敷に出入りした。
寺山に深く影響された自分の劇団を立ち上げ、30年近く、アングラ劇団を維持し続け、年数回の公演はほとんど満杯であり、海外招待公演もいくつかこなしている。
寺山の葬儀では棺も担ぎ、寺山修司に関する本も、数冊上梓した。
そんなTも、いまでは大学教授という肩書きも手にするようになった。
「書を捨てて街へ出よう!」と寺山修司はアジテーションした。
そして、多くの十代の少年少女が東京に向かい、ひとつのサブカルチャーの担い手となったり、家出して何年かして、虚しく故郷に帰ることになったりした。
園子温はずっと後の世代である。だけど、「自殺サー

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