ボランティア






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2009年02月22日(Sun)
ボランティア
金子郁容「ボランティア」(岩波新書)という本を、柄にも合わず買ったのですが、あとがきだけ先に読んだところ、助けを求められることで、助けたくなるのが人間というものらしいです。そこからつながりが生まれる。標語ふうにいえば、必要とされることが必要、ということなのかもしれない。居場所のない人が、ボランティアをすることで、自分が必要とされる場所に身を置きたがっている。誰からも見捨てられていると思わずに済むために。しかし、そこでのつながりは、あくまで公共圏のものであって(つまり、誰でもいい)、親密圏のものではなく、その場限りのものでしかない。そこで友達や彼女が出来ることはあるのかもしれないですが、それはまた別の話。
ボランティアと援助交際は同じ頃に現れた。朋ちゃんは、♪街中で居る場所なんてどこにもない、と歌っている。援助交際は、居場所のない少女が、男を援助(ボランティア)することで、居場所を見つけようとしているものといえる(男にも居場所はない)。総体として、小室哲哉のしていたことは、援助交際なのかもしれない。
居場所のなさの系譜は、新しい家郷(=核家族)における少女を起点にしているといえ(参考、宮台真司ほか「サブカル神話解体」)、そのヴァリエーションが連綿と続いてるということかもしれない。


   


人手です。

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