小中千昭






[PR]



2009年04月03日(Fri)
小中千昭
神霊狩は、幽体離脱と脳科学を結びつける思わせぶりな世界観の中で、ジュヴナイルふうに語られるストーリーは、唐突に大団円を迎える。処理に、1話しか(!)使っていない。それまでの雰囲気作りにどれだけ尺を使ったかを思えば、拍子抜けせざるを得ない。テクノライズでは、ヤクザがひたすら潰し合うが、技術(テクノロジー)は物語にとって必要ないと、アンサイクロペディアで指摘されている。この点、lainは、世界観に迫ること自体が物語の全てなのでその間に乖離はないし、技術を用いる必然性もあった。1クールというのがよかったのかもしれない。小中千昭は、続き物で2クールだと持たないのだろう。
小中千昭は、物語を語るタイプではないのかもしれない。ホラー出身だからだろうか。ホラーでは、怖いものが迫ってきて、その正体を探るものの、それが分かったからといって救われるとは限らない。探偵小説と似ているという気もする。探偵小説では、犯人が誰かに主眼が置かれているように、小中作品では、世界の成り立ちに迫ることに主眼が置かれている。しかし、探偵小説とは違い、それが分かったからといって、救われるとは限らない。世界の成り立ちが分かったところで、岩倉玲音はまったく救われない。


   


人手です。

新着エントリ
農村 (7/29)
跡形 (7/22)
ムード (7/15)
詠嘆 (7/1)
世帯 (6/24)
濁点 (6/17)
クラブ (6/3)

新着トラックバック/コメント


カレンダ
2009年4月
      3
   

アーカイブ
2007年 (3)
12月 (3)
2008年 (81)
1月 (13)
2月 (12)
3月 (8)
4月 (6)
5月 (4)
6月 (5)
7月 (5)
8月 (6)
9月 (6)
10月 (5)
11月 (5)
12月 (6)
2009年 (45)
1月 (5)
2月 (5)
3月 (4)
4月 (5)
5月 (5)
6月 (5)
7月 (4)
8月 (5)
9月 (4)
12月 (3)
2010年 (50)
1月 (5)
2月 (3)
3月 (4)
4月 (5)
5月 (4)
6月 (4)
7月 (4)
8月 (4)
9月 (5)
10月 (4)
11月 (4)
12月 (4)
2011年 (30)
1月 (5)
2月 (3)
3月 (5)
4月 (4)
5月 (4)
6月 (4)
7月 (5)

アクセスカウンタ
今日:11
昨日:15
累計:260,106