居心地






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2010年09月23日(Thu)
居心地
人は集団に囲い込まれた上、その中の区切られた小集団において相互監視している。しかし、小集団は相互監視のためだけの場所ではない。相互監視だけだと居心地の悪い場所であろうが、逆に、小集団の居心地は良い。なぜなら、小集団は親密な雰囲気に包まれているからである。個人は溶解し、小集団は一体化している。相互監視は元々は集団のものであり、それが小集団に侵入してきていると考えるべきであろう。
このような小集団の原型はイエである。川島武宜「日本社会の家族的構成」(1946年)は、人はイエしか知らないので、イエの外でもイエのような集団しか組織されないと指摘している。中根千枝「タテ社会の力学」(1978年)は、このような観点に立ち返ったといえる。しかし、この二冊は、集団における相互監視を見落としている。逆に、杉本良夫「日本人をやめる方法」(1990年)は、相互監視を指摘しているが、小集団の親密な雰囲気を見落としている。しかし、この二つは合わせて考えなければならない。


   


人手です。

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