マイク貴子






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2010年12月05日(Sun)
マイク貴子
日本では、宴会で、一人がずっと喋っていることが多く、残りは聞き役に回るため、会話に弁証法的な発展がない(中根千枝「タテ社会の人間関係」)。カラオケは、これと違い、一人が歌うものの、残りは適当に喋っていることもできる。聞いていてもいいが、聞いていなくてもよい。そうしても、小集団的雰囲気は損なわれない。このような自由度があるために、流行るのであろう。しかし、底に計算的なものが流れていないわけではない。
小集団的雰囲気の底にいかに計算的なものが流れているかを、「かんなぎ」第10話「カラオケ戦士マイク貴子」は、カラオケをマテリアルとして描き切っている。《カラオケってこんなに複雑な事情が渦巻くものなのか》。そこでの沢城みゆきと花澤香菜の攻防は、息詰まるものである。沢城みゆきや花澤香菜の声質を、活かしきっていることは疑いない。山本寛は、この一話でアニメ史に残るであろう。


   


人手です。

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