給食






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2010年12月26日(Sun)
給食
給食費を払わない親がいることが社会問題化しているようだが、これには疑問がある。
どうして給食費を払わないことを、ここまで問題視するのだろうか。貧しい層が増えていることは、周知の事実である。《文部科学省の調査では「保護者の経済的な問題」が未納理由の43%を占める》(「給食費・保育料、滞納分天引き 学校・自治体は歓迎も…」産経新聞 12月19日)。しかし、どうやら、貧乏でも給食費だけは支払うべきという規範意識があるようである。《滞納に悩まされてきた東京都内の自治体元教育長は「ほとんどの場合、単にほかにカネを使ってしまっているだけ。子供の教育費を優先して支払うという意識がない」と、経済的問題より、親のモラルの問題が大きいと指摘する》(同前)。しかし、ほかにカネを使う内には、習い事の月謝など子供の教育費も含まれているはずである。従って、この教育長が問題視しているのは、子供の教育費を優先して支払うという意識がないことではなく、給食費を優先して支払うという意識がないということであろう。給食費を優先して支払うという意識が、かつてはあったことが窺える。この意識は、先生と生徒は、親と子に擬せられた関係であり、これが絶対的であったことに由来する。年貢の納め時という諺からも分かるように、税金は誤魔化すものと一般に考えられているが、親と子に擬せられた関係に関わるものは別ということであろう。

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