風子思考集成 - 2008/05

fuukoについて




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2008年05月26日(Mon)▲ページの先頭へ
さくらちゃん
久美薫「宮崎駿の仕事」は、魔法少女の系譜学めいたことを書いており(第5章)、CCさくらについて、完璧な娘であり、妹であり、恋人(未満)であると述べている。父との関係が、キーワードですが、その辺は割愛したい。
父との関係が、セーラームーンでいったん消えて、もう一度現れたときには、友達家族のようになっていたのであろう。CCさくらの父は、父(未満)とでもいうべきなのかもしれない。さくらちゃんがあまりに完璧なので、父として振る舞う必要がない。さくらちゃんほど完璧な娘に、何を教えればいいというのか。
父や恋人が、それぞれ未満だったので、完璧な娘であり、妹であり、恋人(未満)であることが出来たものの、丹下桜じしんは、そこに閉じ込められた…。同じく妹である田村ゆかりや釘宮や清水愛は、こうした隘路をそれぞれのやり方で、回避している。
清水愛は、姉とペアをなしている。まほろ、この醜くも美しい世界では、川澄の妹であり、これが私のご主人様では、ご主人様が姉(浅野)を弄ぶのを囃し立てる。中原とのペアが、おねツイ、DearS、舞-HiME、ストパニなどで見られ、これらが代表作であろう。1stアルバム「発芽条件M」は、SMのMである。植田佳奈によると、「まあ、Mが似合いそうな雰囲気ではあるよね」(アニたまどっとコムstandardまるなげ♪#32)。
釘宮理恵は、初主演した、りぜるまいんでは、押しかけ幼な妻として、妹の攻めのありようを見せる。ハガレンの機械になった弟は、ショタであろうし、そのあとはツンデレを立て続けに演じることになる。朴ろ美とか、日野と対になって、Sをやっているといえる。


2008年05月19日(Mon)▲ページの先頭へ
ソーダ味
清水愛は「田村ゆかりとの共演も多いが、恐れ多くてなかなか二人っきりで話せないらしい」(Wikipedia)。清水愛と田村ゆかりは、「ソーダ味とキャラメル味」(清水愛ちゃん その35-724)くらいには違っているけど、歌などの世界観は近いし、風貌も似てきた。少女的なもののもとへの滞留…。
「奥様は魔法少女」というのは、井上喜久子は17歳といっていることと等しい。リリカルなのはは、シリーズが進むに従って(見てないけど)、魔法少女が歳をとってゆくが、魔女になるわけではない。魔法少女のその後が、これほど執拗に画かれたことはないだろう。少女的なものへの滞留は、時間により妨げられるのか。そうしたことが問われているのである。田村ゆかりの掛け金は、全てそこに置かれているともいえよう。


2008年05月12日(Mon)▲ページの先頭へ
マーヤ
「少女セクト」に、「上出来ね。じゃ最初で最後のお願いをひとつだけ叶えてあげる。何て呼んでほしい?」「あの…じゃあ「まーや」って呼んでください」「平仮名で?片仮名で?」「ひ…平仮名で」(句点は引用者)というシーンがありました。
「まーや」と「マーヤ」。とりあえず、坂本真綾は、「マーヤ」でした。うまく言語化は出来ませんが、「まあや」という感じではないかもしれない。
平仮名と片仮名、どうして二通り文字があるのか、不思議に思うかもしれませんが、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』でも調べてみよう(注)。
柄谷行人が「反文学論」で、イェール大学にいた頃、久しぶりに日本文を見たとき、なまめかしい(?)ものを感じたというようなことを書いていたような気がするのですが、たしかに「まあや」というのは、なまめかしい気がする。
(注)平仮名、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E4%BB%AE%E5%90%8D


2008年05月05日(Mon)▲ページの先頭へ
オーディション
風人物語に、オーディション顛末記というエピソードがあります。この作品は、淡々と、切り絵のようなタッチで、少女に内在するものを風という喩を用いつつ、切り取っていくわけですが、オーディションというのはその中でも外部との接触といえるでしょう。
少女にとって、芸能的なもの(非日常)が入り込んでいない日常はないといってよい。オーディションは、そうした日常と非日常の線の上の出来事です。柄谷行人は、「受験生だけが“生きて”」いるといっています(「反文学論」)。受験生は、世界に直面しているのです。そのあまりの無意味さ、残酷さに。オーディションも、そういうものでしょう。就活の面接などは、社会に直面している。社会も残酷なものですが、とどのつまりは無意味ではあるものの、意味が強制される。御社の業績なんて、どうでもいいはずである。


   


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