風子思考集成 - 2008/06

fuukoについて




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2008年06月28日(Sat)▲ページの先頭へ
灰羽連盟
ニアアンダーセブン(注)のふたりは、犬と猫を思わせるが、それは、きみとぼく(西尾維新「きみとぼくの壊れた世界」)のような、あるいは西田幾多郎「私と汝」のような鏡像的な(?)ものではない。
真綾たんは、私は犬で、恋人は猫、という言い方のほかに、きみはぼくで、ぼくはきみだったというような言い方もしており、これが同じ人なのか、別人についていっているのか、分かりません。ニア〜は、ふたりで共にいることがテーマだけど、分身のようなふたりではない。
シムーンでも、あれだけ多くの中から誰とパルを組むかが、大きな焦点でしたし、エウレカなんかでもレントン=エウレカで一組みたいな扱いですし(二人乗り)、このあたりはいちおう論点のひとつだと思います。
(注)灰羽連盟は、外に片割れがいるということなんでしょう。賽の河原らしいですが、その人との関係で外に出るべきだ、ということなのでしょうか。ウテナの劇場版みたいなのとは、たぶん、異なる論理が用いられているのでしょう。


2008年06月21日(Sat)▲ページの先頭へ
関数
ほしのこえは、記号(僕、彼女)と距離(=彼女が遠ざかる)だけで出来ている。いわば関数である。ここで私たちは、もはや聴くことのないであろうムーディー歌謡を、想起できる。右から何かがやってきて、僕はそれを左に受け流す。記号(僕、何か)と何かの動き(=僕に向かってくるが、受け流されると去ってゆく)だけで出来ている。ほしのこえを不条理版である。極西文学論は、その徹底したいい加減さ、無内容さゆえに、新世紀を代表する文芸書となっている。西から何かがやってきて、それを東に受け流す。それしかいっていない。しかし、舞城王太郎なんてどうでもいいや、と内心思っている多くの人たちにとっては、逆に微笑ましい。


2008年06月14日(Sat)▲ページの先頭へ
削ジェンヌ
規制に巻き込まれ、2ちゃんねるに書き込めない。電波王▲▲ ◆DD..3DyuKは、どうやら運営にも入り込んでいたようで、もう笑いが止まりません(荒らし怪人・電波王を晒し上げるスレッド-737〔削ジェンヌ▲ ★〕)。たまに規制があると、生活が元に戻るので、その面では助かります。しかし、書き込めないというのは悲しいもので、常駐しているスレが進行していくのを黙ってみているときの気分は、AIRのAIR編のようなものであるといえば、動ポモ2の論旨に即しているでしょうか。「My Life Without Me」(邦題「死ぬまでにしたい10のこと」)とでもいえば、より伝わるかもしれません。


2008年06月09日(Mon)▲ページの先頭へ
ツンデレの歴史
ツンデレの歴史は、だぁ!だぁ!だぁ!から始まった(?)。名塚佳織のあまりの棒読みにもかかわらず、見事なツンデレが出来上がっている。感情があまりストレートに出てはいけないのがツンデレだから、あのくらいの棒読みの方がかえってよいのだろう。
堀江由衣は、棒読みではないが、そのキャラクターに固有の声という感じでもない。違和感はないが、この人はこのキャラの声というふうな一致は、全く見られない。これは、キャラとして周りと隔絶している、コミュニケーションがないことに起因している。(アイドルとしては、キャラとの一致などないほうがよいともいえる。)
これに対し、名塚は、三瓶由布子らとコミュニケーションは取れている。彼女は、コミュニケーションの取れる棒読みなのである。大地作品は、基調として、このようなラインの声優を用いていると思われる。
名塚は、アニスター★の中で、アニメは会話劇であるという持論を展開した直後、これを朗読劇と言い換えている。会話劇と朗読劇が同致するところに、役者としての真骨頂があるといえよう。


2008年06月02日(Mon)▲ページの先頭へ
かわいい、は研究した
清水香里は、こういっている。《かわいい、は研究した。かわいい芝居がほんとにできなくて。オーディションどこ行っても「もっとかわいくやってもらえませんか?」って。もう死んでしまうんじゃないかっていうぐらい甲高い声を出したんだけど、どうやらそういうことじゃなくて、台詞の言い方なんだよね。》(注)
美が、イデアの写像であるのに対して、かわいいは、内在に関わる概念である。つまり、超越がない場所で、生成するものに感じる愛おしさといったものが、かわいいである。萌えは、さらに進んで、対象への没入、主客合一することである。
従って、ゲーム的リアリズムが「岡崎朋也は私だ」というありようだとすれば、おたく的リアリズムとは、これに加えて、「古河渚は私だ」といいうるような、あるサイケデリックな態度をいうものと考えられる。
(注)アニたまどっとコムstandardまるなげ♪第18回
http://syn.mari-fc.com/?eid=722937


   


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