風子思考集成 - 2011/07/29

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2011年07月29日(Fri)▲ページの先頭へ
農村
小熊英二「〈民主〉と〈愛国〉」は、ある人の戦争体験がその人の戦後思想を規定したという図式で書かれているが、そのうち大塚久雄の戦争体験は、農村に疎開したというものである。農村で大衆の実像を知ることが彼の戦後思想を規定したという。こうなると、丸山のように徴兵され、農村出身者の暴力に苦しまなくとも、戦後啓蒙思想を作るには民衆の実像を知れば足りることになるだろう。丸山、大塚、川島は戦後啓蒙思想のトライアングルといえようが、川島も戦前に農村を調査していた。
しかし、このように考えるならば、農村出身であることに意味が出てくる。農村出身であれば、大衆の実像を知っていることになり、そのことが彼の思想に何らかの影響を与えていると思われるからである。「単一民族神話の起源」で取り上げられている和辻や津田などは農村出身であり、村の長老のようなものとして天皇を捉えたということである。農村でなくとも、下層出身であれば同じであろう。ゆえに、吉本などは大衆の実像を知っていたのであり、これが彼の思想を左右していないとは考えられない。


   


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